アイリスオーヤマの人気商品でもある自動調理鍋シェフドラムですが、何ができるかってご存知ですか?
自動調理鍋と言われても、それだけではなかなかピンとこないですよね。
私も最初はシェフドラムでどんなものが作れるのかわからず、こんなものがあるんだな〜くらいに思っていました。
そんな私がシェフドラムを購入するきっかけになったのが、お店でシェフドラムの内釜が回転している様子を見て「面白そう」と思ったから。
内鍋が回転しておかずを作るの?面白そうじゃん!と思って購入を決めました。
そんな単純な理由で購入しましたが、今ではすっかりヘビロテしています。
今回はシェフドラムを使ってみて実際何が作れるのか?実際に使ってみて感じたことをレビューしてみました!
シェフドラムの機能は?
11通りの調理方法
シェフドラムは11通りの調理方法を備えており、煮込む・炒めるなどの基本調理から、低温調理や発酵といった調理まで幅広く使えます。
- 煮込む
- 炒める
- 焼く
- 揚げる
- 茹でる
- 蒸す
- 低温調理
- 無水調理
- スロー調理
- 発酵
- 温め直し
これだけ種類があればほとんどの料理に対応できそうですね。
様々な自動調理鍋が出ている中でも、「揚げる」の機能はこのシェフドラムのみが持つ機能です。
唐揚げはもちろん、春巻きなども作れるので、揚げ物を作るのがが苦手という人でも気軽に揚げ物を作ることができますよ。
自動かくはん機能
シェフドラムの大きな特徴と言えるのが、回転する内釜です。

内釜が回転することで食材をまんべんなく加熱でき、加熱ムラや混ぜムラを防ぎます。

揚げ物ができるのも、この機能があるからです。
炒飯も高火力で回転させながら炒めるので、パラパラな炒飯がお家で簡単に作れますよ。
140種類のメニュー
シェフドラムには140種類以上のメニューが内蔵されています。(※DAC-IB2-Cの場合)
メニュー番号を選ぶだけであとは火加減や加熱時間を自動で調整して完成させてくれるので、完成までほったらかしでも大丈夫。

これだけメニューが豊富なら、ご飯作りも悩まなさそうだね◎
使い方に慣れてくれば、自動メニューを使って自分でアレンジメニューも作れますよ。
今まで作ったことのないメニューでも、シェフドラムなら気軽にチャレンジできそうですね。
予約調理
自動メニューのうち、14種類のメニューは予約調理が可能です。
予約調理は食材を鍋に入れたらメニューを選んで、予約ボタンとスタートボタンを押すだけ。
最大15時間後まで予約が可能です。
朝に準備をしておけば夜には出来立てのおかずが食べられるので、夜ご飯作りも少し楽になりますよ◎
ラインナップ
シェフドラムは現時点で3種類展開されています。
新モデルのDAC-IA2-Cは旧モデルよりもメニュー数が50種類以上増えており、大きさはそのまま600gも軽量化しています。
それでいて価格は据え置きなのはさすがアイリスオーヤマ…!
KDAC-IA2-Tは旧モデルとほとんど差はないですがメニュー数が若干多いのと、内鍋がフッ素ではなくダイヤモンドコート加工になっています。
加工が剥がれにくく丈夫なので、使う頻度が高くなりそうな場合はこちらのモデルの方が長持ちしそうですね。
DAC-IA2-H | KDAC-IA2-T(※) | DAC-IA2-C | |
---|---|---|---|
メニュー数 | 90種類 | 108種類 | 140種類 |
最大調理容量 | 2.0L | 3,0L | |
満水容量 | 4.5L | ||
寸法 | 幅約33×奥行き約27,9×高さ約24,3cm | ||
重量 | 約7,2kg | 約6,6kg | |
設定温度 | 40〜200℃ | ||
消費電力 | 900W |
実際にシェフドラムを使って調理してみた
我が家では家電量販店モデルのDAC-IA2-Hを使用しています。
作ってみた1:豚の生姜焼き
まずは王道の豚の生姜焼きを作ってみました。
今回は5人前を作っていますが、シェフドラムでは最大8人前まで作れます。(※メニューにより変動あり)

内鍋に豚肉と調味料を入れて「豚の生姜焼き」のメニュー番号をセットします。
鍋の傾きと蓋の蒸気口の開閉も記載されているので、その通りに設定。


10分弱で完成。
色が薄く見えますが、しっかり味が染みていて美味しかったです◎
野菜やお肉から水分が出るので、味付けはフライパン調理の時よりも気持ち濃いめにしておいた方がいいかも。
作ってみた2:回鍋肉
次に作ってみたのは回鍋肉。
これは市販の素を使って調理してみました。
素に書かれた量の食材と素を入れて回鍋肉のメニュー番号を選択。


約10分ほどで完成しました。
鍋底に汁が溜まっていて水がけっこう出ているかと思いましたが、汁の量は許容範囲内。
実際食べてみると、キャベツはシャキシャキ感がしっかりと残っていました!
味も全く水っぽさはなく、濃いめの味付けでご飯が進みましたよ。
作ってみた3:鶏の唐揚げ
さて、シェフドラムといえば揚げ物。ということで鶏の唐揚げに挑戦しました。
実は唐揚げを作るのは2回目で、1回目は衣がほとんど剥がれてしまい失敗しています。
今回は前回の失敗を活かしてリベンジしてみました。

衣をつけて、熱した油へイン。
内鍋が回転して、ジュワ〜っと揚がるいい音がしてきます。

いい色に仕上がってきています…
今のところ、衣の剥がれはなさそう。

いい感じに完成!
若干衣が剥がれてしまっているものもありましたが、美味しそうに仕上がっています。
ベチャベチャになることもなくカリカリサクサクな唐揚げが完成しました。
一つひとつが大きめの唐揚げでしたが火の通り方もしっかりしていて、パサつかずに鶏肉のジューシーさがしっかりと残っていました!
揚げ物は少しコツがいりますが、油はねや火の通り具合を心配しなくていいのは大きなメリットかなと思います。
ただし一度に大量の揚げ物は作れないので要注意。
シェフドラムを使ってみて感じたこと
火加減や火の通り具合を気にしなくていい
シェフドラムで一番良いな、と感じたのは加熱の加減や時間の調整をしなくていい、というところでした。
これはシェフドラムに限らずほとんどの自動調理鍋が持っているメリットです。
ただしシェフドラムは比較的安価な価格帯で、11種類の調理法がほったらかしでできるというのがすごいんです。
他の安価な自動調理鍋と比べるとできることが多いのにほぼほったらかしで調理ができる、というのは大きなメリットかなと感じました。
量がたくさん作れるのが助かる
シェフドラムは2〜8人前まで作れるので、5人家族の我が家でも量をそれほど気にせず作れるのが助かりました。
最大調理容量が3Lと、他の自動調理鍋と比較して調理容量が大きいので大量に作ることができます。(旧モデルは最大調理容量2.0L)
作るメニューによって最大調理容量は若干変動しますが、今のところ作れる量が少ないと感じたことはありませんでした。

量が足りなくなりがちなカレーもたっぷり作れました◎
自動調理鍋は気になるけど量が少ないと困るな…という心配も、シェフドラムなら問題なしですよ。
内鍋が重い・取っ手がなくて不便
シェフドラムを使っていて気になったところは、内鍋の重さ。
測ってみると内鍋だけで1.5kg近くありました。

これだけの重さだと、洗い物が少し大変かも…
回転させるギアが鍋底についているせいもあると思いますが、もう少し軽量化してほしいな…というのが本音です。
また内鍋に取っ手が付いていないので、鍋から料理を移すときにはミトンして内鍋を取るか、直にお皿によそうかの2択。
この2点が改良されればもっと使い勝手が良さそうな気がしますね。
メニュー番号を選ぶシステムは少し面倒
もう一つの気になる点は、メニューを選ぶのが番号というところ。

番号だけだと何のメニューが作れるかパッとわからないので、毎回メニューブックを見て確認する必要があります。
本体にあるQRコードを読み込んでスマホからメニューを確認することもできますが、どちらにせよ確認しなければならないのは少し面倒ですね。
置き場所の確保は必要
シェフドラムは大きさがそこそこあるので、置き場所をしっかり考えておく必要があります。
特に鍋の傾き加減によって奥行きなども考えなければならないため、置き場所がギリギリだと鍋を傾けられない、なんてことも。
自動調理鍋は置き場所がネックとも言われる家電なので、購入前に調理している時のイメージを明確にして置き場所を決めておくと安心です。
シェフドラムは何ができる?レビューまとめ
シェフドラムは内鍋が回転する機能を使って11種類の調理法で自動調理ができる、ということがわかりました。
しっかりと火加減が自動で調整されるので、ほったらかしでおかずが作れるというのはかなり魅力的ですね。
今回はメニューブックにも記載されているメニューを調理した様子をお届けしましたが、このほかにもアレンジメニューも作れるようになりました。
色々な自動調理鍋が販売されている中でも、価格的・機能的に見てシェフドラムはなかなかの高性能だと思います。
- 少しでもご飯作りの負担を減らしたい
- 揚げ物を作りたいけど油はねが気になる
- あまり作らないメニューにも挑戦してみたい
- 自動調理鍋が気になっているけど、あまり高価なものは購入したくない
こういった理由であればシェフドラムを使ってみる価値は十分にありそうですね◎
我が家では週に2〜3回は稼働させるくらいの主力家電になっています。
他の自動調理鍋と比べ安価で購入できるので、気になっている人はぜひシェフドラムを使ってみてください◎
コメント